せっかく京都で夜遅くまで来たんだし、1軒目を飲み終えたのが21時過ぎ。
ちょうど近くにある《幻のラーメン》が22時にオープンするので、予定を変更して急遽ラーメンを食べに行くことに!
1年前、初めて京都に訪れたときに某居酒屋で仲良くなったおっちゃんが『ラーメン好きなら、幻のラーメン屋連れてったるわぁ〜』って連れてきてもらったお店。
なんと22時から25時までのたった3時間しか営業していないお店です。
場所は夜のネオンが輝く町祇園通りにある『祇園ファーストビル』の地下1階にある京ラーメン専門のお店「さだかず」。
店内はカウンター5席だけの小さなお店。2130頃から一番乗りで座って待っていたら、大将が先に中へどうぞ〜って通してくれました。
22時ちょうどにはラーメンが出てきたのですが、その頃にはすでに外で7人待ち。おそるべし。前回行ったときも30分以上並んだっけな。
呑みの〆に食べるにもってこいですが、待ってる間に冷めちゃって程よく〆られたのを覚えてる(笑)。
提供しているラーメンは「ラーメン」と「特製ラーメン」の2種類。
6月〜9月半ばくらいまで夏季限定の「さだかずの冷やし」が提供されています。限定食なのかなー?
「特製」とそうでないラーメンの違いはチャーシューなんだそうです。後はラーメンと同じなんだとか。
連れが特製を食べたので比べてみると、最初はとくに違いを感じなかったのが、食中の半ばくらいになるとスープの味に差がついてきてました。その鍵であるチャーシューは分けてくれなかったけど(笑)
3時間しか開いてないし、メニューもこだわりの1本だけだし、カウンターも少ないし…さぞかし厳格な大将かと思いきやすごく気さくなお方。
事前にFacebookで開いてるか問い合わせてたので、その旨を伝えたら「わざわざ沖縄からどうも〜」と話が弾んで、写真撮影も快くOKしてくださいました。
SNSでも宣伝も快諾してくれたし、逆にお店のFacebook用に記念撮影してくれました(^_^;)
そうこうしてる間に、お待ちかね幻のラーメンができあがりました!
トッピングはチャーシュー・メンマ・九条ネギのみとシンプルイズベスト。背脂はそこそこ多め。
あ、背脂や麺の硬さは選べません。
かなりアツアツな状態で運ばれてくるので猫舌なお方は要注意(笑)
フーフーしながら食べていくと、最初は調薄めなスープが上の七味などが染み込んできてじわじわと味が増してきます。
背脂多めのスープって、あまりグハッと飲みきれないけれど、ここは例外。
見た目とは裏腹にすごくあっさりしててすんなり飲めちゃいます。やさしいお味。
大将いわく、化学調味料は使用せずこだわりぬいてるんですって。
そんなスープと相性抜群なストレート麺。柔らかめ。そしてチャーシューも絶品。
2軒目行かないで予定変更して大正解だ。
京都在住の友人も家の近所にこんな美味いところがあっただなんて!と大絶賛。
たいへんごちそうさまでした!